オーガニック クリオロ カカオニブ Organic CRIOLLO Cacao nibs

Posted 2016.03.08

原料名:有機カカオニブ

学名:Theobroma cacao

※Theobroma(テオブロマ)はギリシャ語でTheo(神の)broma(食べ物)を意味します。

俗名:カカオ

科目:アオイ科

使用部位:種子(豆)

産地:ペルー

最小御発注単位:5kg~

取得済認証:下記の通り


■カカオの特徴

カカオは言わずと知れたチョコレートの原料になる植物です。カカオの木は1年を通して花を咲かせ実を付けます。この実はカカオポッドと呼ばれ、成熟するまでに約6か月かかります。この果実の中にある種がカカオ豆と呼ばれるもので薄い果肉でおおわれています。カカオにはクリオロ種・フォラステロ種・トリニタリオ種という3つの主要な品種があり、世界中で広く栽培されています。

この中でもクリオロ種という種が最も貴重とされており、世界全体のカカオ市場に占める割合は1%未満と言われています。

カカオにはポリフェノールやカロテノイドなどのフィトケミカル成分が豊富に含まれており、抗酸化能力の高いスーパーフードと言えます。抗酸化力の高い果実としてブルーベリーやアサイーが有名ですが、それに勝る抗酸化力を誇ります。抗酸化能力を表す数値であるORAC値で比較してみると、カカオをパウダー状に加工したものはアサイーパウダーの約1.7倍の数値となります。

そして、テオブロミンやフェニルエチルアミン(フィトケミカル成分のアルカロイド属に属します)といった特徴的な成分も含まれています。テオブロミンは集中力を高める、リラックスさせるといった効果があり、反対にフェニルエチルアミンには高揚感をもたらす効果があります。良く落ち着きたい時にチョコレートを食べたくなったり、チョコレートは恋の秘薬なんて言われることがありますが、それらの成分の効果から来ていると思います。

また、マグネシウムや鉄、亜鉛といったミネラル成分や不飽和脂肪酸の1種であるオメガ9、食物繊維なども含有しています。

■カカオに含まれる特徴的な栄養成分

  • フィトケミカル成分(カカオポリフェノール、カロテノイド、テオブロミン、フェニルエチルアミン)
  • ミネラル(マグネシウム、鉄、クロム、亜鉛、銅、マンガンなど)
  • 食物繊維
  • 不飽和脂肪酸(オメガ9など)

■栄養成分分析値(100gあたり)

  • エネルギー:557kcal
  • たんぱく質:10g
  • 脂質:44.5g
  • 炭水化物:38.5g
  • 糖質:19.6g
  • 食物繊維:18.9g
  • 食塩相当量0g
  • 鉄:2.68mg
  • マグネシウム:249mg
  • ポリフェノール:3,810mg
  • テオブロミン:870mg
  • オレイン酸:17g
  • カフェイン:0.22g

■スーパーフーズトレーディングのオーガニッククリオロカカオニブの特徴

食品添加物フリー:原材料100%のカカオチップで食品添加物は使用しておりません。

カカオの品種:原材料のカカオ豆は希少なクリオロ種のみを使用しております。

低温加工:熱に弱い栄養成分を出来るだけ壊さないように50℃以下の低温で加熱殺菌処理をしています。

有機栽培:本品は有機JAS取得済の原料となります。