植物性食品の何がいいの?

スーパーフードを食べることのメリットにビタミン・ミネラルなどの栄養素補給の他に<植物性食品の成分>を摂れるという事があります。植物性食品の成分は一般的にはフィトケミカルorファイトケミカル成分と呼ばれます。どっちが正しいの?と迷われるかもしれませんが、どちらも正解です。フィト(ギリシャ語で植物)orファイト(phyto=英語で植物 ※fight(戦うではありません(*^_^*))+ケミカル(化学)がくっついた言葉です。

ここではフィトケミカル成分に統一して呼称しますが、そもそも植物化学成分とは植物由来の化学物質の総称で、植物が強力な紫外線や害虫・菌などから自身を守るために、さまざまな化学物質を生合成して出来た成分になります。代表的なものにブルーベリーのアントシアニンがありますが、これは濃い紺色の外皮部分に含まれます。何故濃い色なのかは、先ほどお伝えしたように紫外線などから身を守るためです。

ブルーベリー

フィトケミカル成分を私たちが摂るメリットは、植物と同様に自身の<カラダを守る>という事です。例えばエイジングケアでおなじみのフレーズである<抗酸化>も細胞を活性酸素などによる酸化から身を守ってくれます。

今回は私たちに健康・美容維持といった恩恵を与えてくれるフィトケミカル成分の簡単な分類や特徴、またそれらが含まれるスーパーフードについてお話ししたいと思います。

植物性食品の機能成分分類

フィトケミカル成分の分類

ひとくちにフィトケミカル成分といっても多くの種類があり特徴もさまざまです。ここでは分類ごとに含まれる代表的な食材も含めてまとめてみました。

ポリフェノール類・・・水溶性のフィトケミカル成分/苦みや渋みがある

  • イソフラボン・・ゲニステイン/ダイゼイン(大豆)
  • フラボノール・・ケルセチン(玉ねぎ)
  • アントシアニン・・デルフィニジン(ビルベリー)、ナスニン(なす)
  • リグナン・・セサミン(ごま)
  • フェニルプロパノイド・・カフェ酸/クロロゲン酸(コーヒー)

イオウ(含流)化合物類・・・難溶性(一部水溶性もあり)/イオウを含み強い香りなどがある

  • 硫化アリル・・アリシン(にんにく)
  • グルコシノレート・・シニグリン(大根)
  • イソチオシアネート・・スルフォラファン(ブロッコリースプラウト)

カロテノイド類・・・脂溶性/黄色・橙・赤などの色素成分

  •  カロテン類・・ベータカロテン(にんじん)、リコペン(トマト)
  • キサントフィル類・・ルテイン(ほうれん草)、ゼアキサンチン(トウモロコシ)、クリプトキサンチン(みかん)

フィトケミカル成分を含むスーパーフード

ポリフェノールを含むスーパーフード

●カカオ×カカオポリフェノール

カカオニブスとパウダー画像

●マキベリー×デルフィニジン

マキベリー

●グリーンコーヒー×クロロゲン酸

etc…….

イオウ化合物を含むスーパーフード

●マカ×ベンジルグルコシノレート

マカ

etc…..

カロテノイドを含むスーパーフード

●ルクマ/ゴールデンベリー×ベータカロテン

ルクマFORNA用ゴールデンベリーの画像

●ゴジベリー(クコの実)×ゼアキサンチン

ゴジベリー

etc…..

フィトケミカル成分の摂り方

フィトケミカル成分は水溶性や脂溶性などの特徴があるので摂る際のコツや注意をお教えします。

ポリフェノール類

水溶性なので一度にたくさんの量を摂っても、体内に留めておくことが出来ません(不要な分は体外に排出されてしまいます)。よって小まめに分けて摂取することをオススメします。

イオウ化合物類

にんにくなど刺激が強いものがあり胃や腸の粘膜を傷つける場合があるので、摂りすぎに注意しましょう。加熱すると刺激が緩和されるので、気になる方は加熱調理をオススメします。

カロテノイド類

植物の細胞壁が硬めなので、細かくしたり・しっかり噛むなど組織を破壊すると吸収されやすくなります。また脂溶性のため、アボカドなどの油脂を含む食材と一緒に摂る体内での利用率が高まります。

まとめ

植物に含まれる成分はビタミンやミネラルなどだけではなく、植物由来のフィトケミカル成分も含まれている事がご理解頂けたかと思います。植物性の食品を積極的に食生活に摂りいれて、健康・美容そしてエイジングケアに役立てていきましょう!

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