スーパーフード×キヌア(キノア)

学名:Chenopodium quinoa

科目:ヒユ科

食用の部位:種子

産地:ペルーの高地やボリビアなど

植物の詳細:南米アンデス高原原産のヒユ科の植物で、同じ科目に甜菜やほうれん草などがあります。種子の色は品種によって白、赤、黒などがあり何千年も前から貴重なたんぱく源として食べられており、インカ文明の時代には『穀物の母』と呼ばれ神聖な食べ物とされていました。

キヌアの特徴

日本でも昔から食べられてきた食材ですが、最近では特にハリウッドセレブや日本の芸能人がこぞって食べるスーパーフードとして人気が高まっている食材です。穀物の中でも雑穀と思われがちですが、正確には擬穀(ぎこく)という部類に入ります。因みに雑穀は“あわ”“ひえ”“きび”を指します。(英語ではmillet(ミレット)と呼ばれています)

キヌアが脚光を浴びるようになった理由の一つに、1990年代にアメリカ航空宇宙局(NASA)が理想的な宇宙食の素材の一つとして『21世紀の主要食』と発表した事があげられます。

キヌアの栄養価は精白米に比べて、たんぱく質、脂質、食物繊維、ミネラルなどの含有量が高い食材です。その栄養価は精白米と比較して、たんぱく質が約2倍、脂質が約7倍、食物繊維は約10倍です。またミネラル類においてもカルシウムが約6倍、鉄が約5倍、カリウムが約6倍、マグネシウムが約8倍とこちらも高い数値を示しています。※キヌアの数値は第三者機関の分析結果により

この栄養価の高さも、健康・美容のための食材として人気の理由の一つになると思います。

但し、カロリーについては精白米より低いわけでないので、健康に良いからと食べ過ぎはダメです。因みに100gあたりの精白米のカロリーは356kcal,キヌアは364kcalです。適度に食べることが健康・美容の秘訣だと思います。

キヌアは粒状とパウダー状の製品が流通しています。粒状は茹でるという手間はありますがプチプチした食感が楽しめお米と一緒に炊飯器で炊いたり、サラダのトッピングに向いています。パンやパンケーキなどの粉モノ系を作る時はパウダーが使いやすいです。調理の用途に応じて使い分けると良いと思います。参考までに粒状の商品にはサポニンというフィトケミカル成分が外側に付着しており、やや苦みがあります。苦みが気になる方は茹でる前に水で良く洗うとサポニンが流れて苦みが緩和されます。

 

キヌアパウダー

キヌアパウダー

 

こんな方に

キヌアに含まれるたんぱく質はアミノ酸バランスが優れており良質なたんぱく質と言えます。食物繊維は腸内環境を整えて必要のない成分を吸着して排泄する働きがあります。また代謝に必要なミネラル成分や抗酸化成分として知られるビタミンEも含有しているので美容に適したスーパーフードといえます。

<キヌアに含まれる特徴的な栄養成分>

  1. たんぱく質
  2. ミネラル(カルシウム、カリウム、鉄、マグネシウムなど)
  3. 食物繊維
  4. ビタミン(ビタミンB2、葉酸、ビタミンEなど)
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