スーパーフード×ヤーコン

学名:Smallanthus sonchifolius

俗名:ヤーコン、ヒーカマ

科目:キク科

食用の部位:塊根と葉

産地:ペルー共和国の南米アンデス地方の植物で、標高1,000~3,000mの産地で育てられています。インカ帝国時代前から栽培され、食用にされてきた歴史があります。

植物の詳細:ヤーコンの葉は、ヒマワリのように、大きく、地下部にはサツマイモのような根を一株に10~20個付け、根は、太く、長くて、全体的の重さは、2~5Kgにもなります。標高1,000m~3,000mの産地でよく育ちます。

ヤーコンの根の重さ(収穫直後)の85%は水分です。乾燥させた根の重さの70~75%は、主にフラクトオリゴ糖(FOS)で構成されている炭水化物です。

ヤーコンの品種は、芋の色によるもので、濃い茶色、パープル、白などです。それぞれは、昆虫や真菌類を撃退させる役割をはたします。

ヤーコンの特徴

ヤーコンの根には、フラクトースとイヌリンから合成されているフラクトオリゴ糖(FOS)が蓄積されています。

適当な方法で乾燥(脱水)させたヤーコンには、50~70%のフラクトオリゴ糖と低い割合の単純な糖類が含まれています。人間の体には、フラクトオリゴ糖を加水分解させる酵素がないので、消化器官でほとんど消化される事なく、直接大腸まで到着できます。又、吸収されないため、カロリーになりにくいという特徴があります。

又、ヤーコンは、腸内に生息するビフィズス菌、ラクトバシラス菌のえさとなり、プレバイオティクス(腸内の善玉菌を増殖させる物質)の働きをします。

さらに、フラクトオリゴ糖は、消化を助けて大腸環境を整え、カルシウムやマグネシウム、ビタミンB群の吸収を促進してくれます。

ヤーコンは日本でも栽培されておりフレッシュなものは自然食品店などでまれに並んでいることもありますが、チップス状やパウダー状に加工されたものも流通しているので、そちらを使えば手軽に食べることが出来ます。

ヤーコン断面図 

こんな方に

ヤーコンに含まれるフラクトオリゴ糖は腸内の善玉菌のエサとなり腸内環境を整えてくれますので、お通じが気になる方に良いかと思います。またほのかな甘みがあるのでデザートやスイーツの甘味料として砂糖の代わりに使用すればカロリーカットにもつながりますので ダイエットに適したスーパーフードといえます。

<ヤーコンに含まれる特徴的な栄養成分>

  1. フラクトオリゴ糖
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