食品添加物はカラダに悪いの?

食品添加物はカラダに悪いの?

添加物悩む女性

食品添加物は『体に悪い』『病気になる』『発がん性がある』などと最近よく言われていますが、本当のところはどうなんでしょうか?本当に危険な食品なのでしょうか?食べる物なので私も含め皆さまも気になる点だと思いますので、少し考えてみたいと思います。

そもそも食品添加物って何?

食品添加物という言葉は、ほとんどの方が聞いたことがあるフレーズだと思いますが、食品添加物って一体どういうものなのでしょうか?

食品添加物については食品衛生法という法律で定義されています。

『食品添加物は、食品の製造過程で、または食品の加工や保存の目的で食品に添加、混和などの方法によって使用するもの』

分かりやすくいうと、食品の風味や色、保存、酸化防止などのために食品の加工時に添加される食べ物という事です。代表的なものだと着色料、甘味料、酸味料、香料、保存料といった食品添加物の名前を、市販されている商品のパッケージで目にする機会が多くあると思います。

添加物は法律で使用の可否が厳密に決められており、使用できる添加物はリスト化されています。大きく分けると下の4つのカテゴリーがあります。

  • 指定添加物(447品目)・・原則として厚生労働大臣が指定したものだけで、由来が化学的に合成されたものか天然かどうかは関係ありません。
  • 既存添加物(365品目)・・長年使用されてきた天然添加物としてリスト化され、品目が決めれれています。
  • 天然香料(約600品目)・・動植物から得られる天然の物質で、食品に香りを付ける目的で使用されるもの
  • 一般飲食物添加物(約100品目)・・通常は食品として食べられるものだが、添加物の用途として使用される場合において食品添加物の扱いとなる

まとめ

一口に食品添加物といっても、厳密に法律で定められており、色々な種類があるのだという事がお分かりになったかと思います。食品と食品添加物の違いは、それ自身をそのままで食べることができるもの、又は調理をすることによって食べることができるものが食品とされています。
食品添加物は、風味を付けたり、保存したりするために一定の目的をもって意図的に使われるものです。このために食品添加物は、一部(一般飲食物添加物)を除けば、通常はそれ自身を食品として食べることはありません。

食品添加物の安全性はどうなっているの?

食品添加物というものは分かりました。でも『着色料や香料、保存料といったものや化学的に合成された食べ物を食べて大丈夫なの?』と思ってしまいます。安全性については内閣府の機関である食品安全委員会という機関において安全性の確認がされています。

具体的には主にラットやマウスなど小動物を用いた毒性試験結果等の科学的なデータに基づき、各食品添加物ごとに、健康への悪影響がないとされる「一日摂取許容量」が設定されます。

※一日摂取許容量とは、人がその物質を毎日、生涯を通じて食べ続けたとしても健康への悪影響がないと推定される1日あたりの摂取量のこと。

まとめ

食生活やライフスタイルの多様化や、食と安全性の研究は日々行われていて、結果に応じて更新されていくので100%とは言えないかもしれませんが、現在の所では流通している食品添加物の安全性は国が管理してくれていますし、食品添加物を積極的に大量に摂り続けなければ概ね安全であるとは思います。但し、海外と日本の食品添加物の考え方や法律は異なりますので個人輸入など海外から食品を輸入して食べる場合は注意が必要です。

食品と食品添加物を見分ける方法

食品添加物はどういうもので、どう安全性が確認されているかは何となくわかってきたかと思いますが、次に食品添加物を見分ける方法をお教えしたいと思います。

市販されている加工食品には大体、パッケージなどの裏面などに色々な表示がされていますがその中の『原材料表示』という項目を見てみてください。

この原材料表示には様々な食品や原料名が記載されていますが、この表示にも法律で定められた厳密なルールがあります。それはその食品を作る際に使用した全ての原料を重量の多い順に記載するという事です。そして食品と食品添加物は分けて記載する事が義務付けられており、食品の表示の後に続けて食品添加物を表示しなければなりません。

ですから、卵、豚肉など明らかに食品と分かる名前の後に表示されているものが全て食品添加物となります。

レストランやファストフードなどその場で食べる食事には、そういった記載がされていないケースがほとんどですが、スーパーやコンビニなどで買うパッケージされているものを購入する際は原材料表示を見るクセをつけると、自身がどのような添加物を摂っているかが分かるので、商品を選択する目安にもなるかと思います。

食品添加物と上手につきあっていく方法

食品添加物は、とかく悪者あつかいされていますが、完全自給自足の食生活にしない限り、100%摂らないという方が難しいと思います。あえて積極的に添加物を摂る必要は全く有りませんが、添加物は食品を長持ちさせてくれたり、美味しく食べられる様になったり、安価で食材を入手できるようになったという利点もあるので、上手につきあっていく事が必要だと思います。そこで筆者も実践しているおつきあいの仕方をお伝えしたいと思います。

  • 食品原料100%の商品を選ぶ

積極的に添加物を摂る必要はありませんので、なるべく食品のみの商品か、添加物がたくさん使われていない商品を選ぶ。

  • 食品パッケージの原材料表示を見る

表示を見るクセを付けることで、自分がどういった添加物を摂っているのかを理解する事から始めるのが良いかと思います。気になる添加物があったらインターネットなどで、どういった目的で使われているのか調べてみましょう。

  • 外食はこの日と決める

毎食コンビニ弁当、ファストフードなどの外食生活(自炊しない食生活)は添加物云々の前に、ビタミンやミネラルといった生きていくために必要な栄養素が摂取出来ませんし、カロリーの摂りすぎで肥満まっしぐらです。ですから、外食するときは週1回、3日に1回など自身で継続できそうな目標を作って外食を楽しむことが良いかと思います。

  • 内臓に休息日をあたえてあげる

食べたものを解毒したり消化・代謝してくれるのは内臓で、日々体の中でフル回転しています。食べる物によって使われるエネルギーはまちまちですが、油の多い食事や肉類、添加物が多く含まれた加工食品を解毒するには大きなエネルギーが必要となり、内臓が疲れ切ってしまいます。なのでそういった食事を摂った次の日は果物や野菜のみの食事にするなど、適度に内臓を休めてあげることが必要です。

以上、長文をお読み頂き有難うございます。今後も食品の安全性に関する話題を定期的に発信させて頂ければと思います。

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